【映画】今から始める鬼滅の刃『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

急に予定の無くなった夜、そそくさと劇場版鬼滅の刃を見に行きました。私の鬼滅知識はアニメだけで、原作は読んでいません。なので、映画の内容もまったく知らない状態で見ました。アニメはとてもよくできていると思ったけど、正直こんなに社会現象になるほどか?という斜めに構えた気持ちがちょっとはあったけど、「流行り物はとりあえず試す」の精神にのっとって見ておこうかと。

なんとなく「泣くんだろうな」という予感はして、でかいタオルをもって臨んだ18:45開始の上映回。館内は6割くらい埋まっていました。平日ど真ん中の夜にしては十分多いです。

そして(タオル出すのは終盤のあたりでいいか)という予想は簡単に破れ、しょっぱなからボロ泣き。こんなとき、マスクって便利なんですね。うまいこと涙が吸収されて意外とタオルは要らなかった。

これ、泣くか泣かないか、じゃなかったです。泣くのはもう当たり前です。いかに声が出そうになるのを抑えるか。油断すると「うわーーん!」と叫びそうになる。叫びまくっている炭治郎がうらやましくなるほどに。

終わったあともエンドロールが流れきるまでほとんど誰も立ち上がらず。出た後も「はあー」とか「マジで見といてよかったー」とか、感想というより感嘆の声がちらほら聞こえてくるだけ。私はひとりだったのでササっと家に帰って淡々と寝ました。いつもならいい映画を見たら友達に速攻ラインしたり誰かと話したくなるのに、それすら余韻が薄まってしまうようでもったいなくて出来なかった。

最近個人的にはオンライン英会話をはじめて、海外の方々と話す機会が増え、逆に自分が日本人であること、思っていたよりも日本が好きなこと、をかえって意識してきたこのごろ。鬼滅の刃に流れている「自分とは家の一部、組織の一部」という、ざっくり言ってしまえば「日本らしい考え方」が、尚更まぶしく映るタイミングだったのかもしれない。

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