【映画】普通の毎日にありがとう『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』

好きな映画ベスト3に入る『ラブ・アクチュアリー(2003年)』のリチャード・カーティス監督、2013年の作品です。ラブ・アクチュアリーと同様、普通の日常系映画かと思いきや、実はSFで、代々男にはタイムトラベル能力が備わるという家系に生まれた主人公ティムが、その能力を駆使して人生を良くしようと奮闘します。

結構しょーもないことで時間を戻ったり、うまくいきそうでいかない!という序盤の面白さ、後半の家族と過ごす日々の温かさ、どちらも人生の中でしみじみと大切にしたい「時間」であり、エンドロールの間ずっと泣いてました。特定のシーンで泣くことはあっても、エンドロールで「思い出し泣き」というか後でこみあげてきて泣く、という映画はあまりないので自分でもびっくり。

『あした死ぬかもよ?』を読んでから「毎日を、今日が最後と思って生きる」を絶賛継続中なので、内容にも非常に共感しました。個人的にうれしかったのは、ラブ・アクチュアリーにも出演していたビル・ナイさんが、本作の重要人物である主人公の父親役で登場していること。何がすごいって、10年経ってもほぼ同じ容姿と雰囲気なんですよ、見事に。

日々をせわしなく生きている時にこそよく効きます。ひとりでも、大切な人とでも、ぜひご覧ください。

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