子供が産まれてからはよく、
「手が5、6本あったらなあ」
と思っていました。
「ヒトの手が2本しかないってことは、
大人数で子育てしろってことだ。
ひとりで子育てするんだったら、
もっと手が多い生物として進化したはずだ」
とも。
この絵本は自分にとってのあたりまえと
他の人のあたりまえは違う
ということに目を向けさせてくれます。
自分のあたりまえから離れてみる
という遊びを、子供のころから
「あたりまえ」にできたとしたら。
そんな子供がたくさん育って
次の世代の社会をつくったら。
ちょっと未来がわくわく感じられる
絵本でした。
絵本のきっかけになったという
「目の見えない人は世界をどう見ているのか」伊藤亜紗 著
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