書評

【書評】いつかすべての都道府県に。『えでみる にほんちずえほん』下川幸枝(著)

子供が「よんで」と持ってきた絵本。 日本の都道府県が順番に紹介されていて結構楽しい。 「おかあさん ほっかいどう行ったことあるよー やくしまも、にいがたも」と挙げていくと、そこそこ旅をしているなと実感しました。(おもに学会など...
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【書評】プレゼンのゴールは動いてもらうこと『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』 伊藤 羊一(著)

ちょうど学会のお知らせがきて、「ポスター発表の方はスライド一枚、2分間のプレゼン時間を取ります」と あったのでこの本のことを思い出しました。 たとえばある商品のセールスをする場合「この商品はこういう特徴で、ここが改良されていて…」と...
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【書評】原生生物おでん、アメーバ風味『アメーバのはなし: 原生生物・人・感染症』永宗 喜三郎 (編集), 島野 智之 (編集), 矢吹 彬憲 (編集)

この本は様々な原生生物(とくに寄生性のものが占める割合がたかい)の辞書または図鑑的な本であって、アメーバを詳しく紹介した本ではありません。 タイトルに関しては「アメーバの威を借りた」と編者の先生が本文中でおっしゃっています。 ...
書評

【書評】この本も処分してください『人生がときめく片付けの魔法』近藤 麻理恵(著)

今から6、7年前に読んだ本ですが、「人生に影響した本ベスト3」には確実に入るので書評に取り上げてみます。 元夫の強迫性障害によって、家の中に「触ってはいけない物」が増え、生活に支障が出てきたころ。 せめて自分の物を減らして片づ...
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【書評】能動的に本を読め『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』西岡 壱誠(著)

この本は、「速読」をテーマにはしていないのですが読んでいたら、速読の手法と被る部分が多く本を読むのが楽しく、速く、忘れなくなる など様々なメリットがあると思います。 私は昔、速読の練習をしていたことがあり、そのときは中途半端で終わっ...
書評

【書評】見えている人も盲目である『目の見えない人は世界をどう見ているのか』伊藤 亜紗(著)

四本足の椅子から一本取ると転んでしまうけど、元々三本足で立っている椅子もある。 筆者が着目しているのはこの「三本足のバランス」です。 目が見えている人が目隠しをしても、それは目の見えない世界を体験したことにはならない。 ...
書評

【書評】これならやれそう、なライフハック『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』借金玉 著

発達障害(診断はADHD、自己申告ではASDも)の筆者が実体験を赤裸々に語りながら、「定型発達者」が作った社会システムの中、生きていくための知恵と工夫を伝授してくれる。 それらは単純明快、発達障害でない人が読んでもマネしたくてウズウ...
書評

【書評】手が2本しかないなんてかわいそう!?『みえるとか みえないとか』ヨシタケシンスケ(著)

子供が産まれてからはよく、「手が5、6本あったらなあ」と思っていました。 「ヒトの手が2本しかないってことは、大人数で子育てしろってことだ。ひとりで子育てするんだったら、もっと手が多い生物として進化したはずだ」とも。 この絵本...
書評

【書評】SDとSEの違いは?使い分けは?『実験で使うとこだけ生物統計1 キホンのキ 改訂版』池田 郁男 (著)

なによりこの本を読んで安心したのは「みんなちゃんと分かってないのか」ということ。 統計の本を読んだり、ネットで調べてもスッキリしない。私だけがアホなんだろうか。と何となく統計に後ろめたさを感じていましたが、どこを押さえて、どこ(主に...
映画

【映画】普通の毎日にありがとう『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』

好きな映画ベスト3に入る『ラブ・アクチュアリー(2003年)』のリチャード・カーティス監督、2013年の作品です。ラブ・アクチュアリーと同様、普通の日常系映画かと思いきや、実はSFで、代々男にはタイムトラベル能力が備わるという家系に生まれ...
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