多様な価値観が収束する場所。

ライフ

【書評】の続きのような。別の話のような。

先の記事の中で触れたように
価値観について友人・知人数名に話を聞いていたら
本当に、見事に、全員バラバラでした。

ある人は「成長」
ある人は「人間関係」
ある人は「平和」

ちなみに私は「流れがよいこと」

人の価値観は多様だとは思っていましたが
ひとりも、まったく、かすりもせず、
とまでは思っていなかったので驚愕しました。

だけど、そのようなバラバラな価値観について
「それが達成出来たらどんな気持ちか?」
という質問の答えはみんな同じだったのです。

「心が落ち着く」。

「やったぜ!」
とか
「イェイ!」
とかじゃないのです。

「心が落ち着く」
「安心する」
「穏やかになる」
少しずつ表現が違っても
一歩手前までバラバラだったとは信じがたいほど
よく似た言葉が出てきたのです。

なんか、すっげぇ美しいものを見た気がする!
と、私は平然を装いつつ大興奮していました。

価値観をあぶりだす手順はこちら。

1,本に載っている質問などを使って、
「自分の価値観」らしきキーワードを集めてきます。

以下は例として、私のキーワードです。

自由 自己理解 無意識 影響力 遊び心 静けさ 様式美 真理

2,そしてそれぞれについて、
「実現できると何が嬉しいか?」
を考えます。
(ここの部分はオリジナルだったのか、
本に載ってたのか忘れました。あとで読み返そう。。
【追記】オリジナルでした。)

自由:余計な縛りがないと、無意識に入りやすい。好きなように流れを組める。
自己理解:自分を知ることで、自分にとって快適なシステムを作れる
無意識:無意識の力によって自由で快適なシステムが自然にできる。
影響力:他の人の中に、快適なシステムを与えることができる。
遊び心:すべて楽しめる。無意識になりやすい。
静けさ:静かな方が自分の声が聞ける。
様式美:美しいシステムの中で生きたい。美しいシステムを自由自在に作りたい。その時自分は満足する。心が落ち着く。
真理:本当のことを知ることで、より良いシステムが作れる。

3,価値観の中心を確認します。

「心が落ち着く」につながる「様式美」、
繰り返される「無意識」「システム」が
私の価値の中心らしいと眺めているうち
あぁ私は「流れを良くしたい」のだと、これまでの自己分析系の答えでは一番腑に落ちました。

「無意識」というのは「本音」とも言えて、
自分の本音をこのブログでは
「私のガネーシャ」と呼んでいることからも
「無意識」信仰というか、
本音に従った方がごちゃごちゃ考えるよりうまいこといくやろ!
という漠然とした考えが今の私にはあります。

無意識の中で良い流れを作り
良い流れのなかで無意識に生きたい。

数年前にやったら全く違った結果だったと思います。
また、数年後にやったら違う結果かもしれません。
価値観は変わっていくものだからです。

自分の価値観が柔軟に変わっていくことも
流れの一部として楽しみたいと思います。

(KanenoriによるPixabayからの画像)

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