愛情というのは日常生活の中に混ざっていて。

子供は気付いてなかったし、私も言わなかったけど、自分の両親と祖母(子供にとっては祖父母と曾祖母)に子供の発表会を見てもらうことができた。

離婚の時にかなりゴタゴタして子供にもストレスだったと思うから、なるべく子供とは平穏に過ごして、私の実家に一緒に行ったり両親・祖母に会ってもらうことはなかった。

保育園の時に会ったきりの子が中2になって、部活の友達と和気あいあいとしている姿を見てもらえてよかった、というよりは、こんなに長い間「日常生活」に必死で、「両親を孫に会わせること」の優先順位が途方もなく低いままでごめんね、という気持ちになった。

両親は私に対してもそうだけど、あまり子供を表立って可愛がるとか、「会いたい会いたい!」みたいなところを見せないタイプなので、それに甘えさせてもらった面もあると思う。ごめんね。

(祖母は「会いたい会いたい!」というタイプだけど、認知症なので今回のことも多分忘れてしまうだろう)

私自身も子供をテンション高く可愛がったり、大きい声で声援を送ったりするのは苦手で、関西の家にいる時はただ淡々と一緒にスーパーに行って好きなものを買って、料理して食べて、YouTubeを見て笑って、ダラダラ漫画読んでゲームして、髪を切ったり洗濯をしたり、「今理科は何習ってるの?」とか当たり障りのない会話をしているだけ。

だけどそれが私のやりたいことだったんだと思う。

とんでもなく周りに迷惑をかけて、実家と子供を絶縁状態にし、知らない土地で働いて2拠点生活をして、遠回りに遠回りを重ねたとしても、やりたいことだったんだと思う。

ーーー

愛情というのは日常生活の中に混ざっていて、直接的な言葉やイベント事の盛大さで示すばかりじゃないんやで。

お前の子供にはちゃんと受け取る力があると思うよ。

お前と同じように。

タイトルとURLをコピーしました