私のガネーシャ 地面に足をつけるんや。
新しいことが始まる。楽しみでもあるし怖くもある。当たり前なんちゃうそれくらい。海外で仕事してる人とか、ほんまに心から尊敬するわ。向こう岸がうっすら見えるくらいの海でこんなにドキドキするのにな。飛行機でしか行けないような場所にまた自由に行け...
私のガネーシャ 
私のガネーシャ 最強呪文。
最強の呪文を教えたろか。オリジナルってわけじゃなくて矢沢永吉さんって人が言ってたらしいで。でも気に入って、ことあるごとに唱えてる。その最強呪文とは、「楽しめ」(PexelsによるPixabayからの画像)
ライフ いつかの真冬のショートショート
おそらくインフルエンザでうなされていた時に書いたショートショート（短い小説）です。「雪」
43年ぶりという厳しい寒波は、こんな郊外の田舎町にも律儀に訪れ、昨夜から降り続いた雪が、物理的にも精神的にも外出を困難にしていた。僕はこたつに...
私のガネーシャ 顎が元に戻ろうとしてる。
本音で生きてないと、顎がずれる。「なに言ってんねんこいつ」と思うやろ。自分でも思うわ。でも実際今バキバキと、顎が元に戻ろうとしてる。歯も首も肩も、手持ちの骨が変わるんじゃなく、位置が元に戻っていく。(photosforyouによるPixa...
私のガネーシャ 大丈夫や。
大丈夫や。とくに根拠はないけど自分は大丈夫や。積み上げてきたことなんてそんな薄っぺらい物を拠り所にしなくていい。過ぎたことは関係ない。他の誰でもなく自分の本音が大丈夫やって言ってる。ちょっとくらい信じてくれてもいいんちゃうかな。（Kran...
私のガネーシャ ふざけるんじゃありませんよ。
何を今更、善人ぶろうとしてるんや？理解されたいなんて、ふざけるんじゃありませんよ。理解されようがされまいが、ただ自分は決めたんやろ。だいたい決めるときに結果が分かるわけないし万人が納得する説明なんかできるわけないやん。未来のことは分からん...
私のガネーシャ 携帯しなくても。
夜はちゃんと寝ような。寝られへんかったら薬飲んでもいいやん。携帯とかマジで電源切っとけよ。携帯で健康をそこなってどうするねん。携帯はな、健康な人が生活をより便利にするときに使うんや。絶対ないとあかんもんでもないし、弱ってる人には力が強すぎ...
私のガネーシャ いつでも帰ってきたらいいねんで。
まず身体がある。身体があって空間を占めてる。何をしたらいいのかわからんようになったら、ひとまずここに戻ってこよか。いつでも帰ってきたらいいねんで。ただの物質ただの身体ただのホモサピエンスというレベルに。(esudroffによるPixaba...
ライフ いつかの正月のショートショート
いつかの正月休みに書いたらしいショートショート（短い小説）が出てきたので載せてみます。ーーー「更生プログラム」20xx年、IT機器依存症患者の社会復帰を目的に、日本各地に「IT隔離施設」が建設された。
患者たちは皆、日常生活に大幅な...
私のガネーシャ 無口で明るく。
大切な人たちに会っておきたいよな。もうずーっと実家に帰ってない。一番落ち込んでダメになりそうなときに浮かぶのは無言でこっちを見ている父。特に何も言わない父。何があっても動じない父。ちょっとは近づけてるんかな。いつも淡々と楽しそうで無口で明...