オオカミ少年は最後だけ本当の事を言ったのがよくなかったのだという。嘘をつくなら最後までつき通せと。
「オオカミは来てない! ヒツジは無事!」と叫びまくれば「え?!」となって大人は助けに来たかもしれない。
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オオカミ少年についてはそうかもやけど、現実はそう単純じゃないんよ。
真実だと思ってる事が人によって違うから。嘘をついていなくても角度によって嘘つきになることがある。
本当のことは脈絡がなくて混沌としていて物語にできない。
ストーリーには必ず、語ってる人の意図が入っている。
そういうのも込み込みで、わからないことのほうが多いって知りつつ、会話とか物語は楽しんだらいいんじゃない。もっとてきとうに。