コミュ力さんが落ち込んでいた。
「かおさんは素敵な女性やから、おれがそばにいていいんかなって思う時がある。もっと相応しい人がいて、おれがかおさんの幸せを邪魔してるんじゃないかって」
「かおさんはすごいから。いっぱい辛いこともあったんやろうけど、きれいなままやから。こんな人がおるんやなって、一緒にいたら自分もきれいになれるんじゃないかって思って、すでに夢みたいな状況やのにどこかで自信がない」
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いいんじゃない。自信がなくて。
コミュ力さんはやたら褒めてくれるけど、お前も自信なんかないからな。
全部おれに聞いてるだけ。
お前がきれいに見えるとしたら、おれがきれいなだけ。
人間だいたいそんなもんよ。
だけどほんまに、見つけてくれてありがとう。
自信なんてあってもなくても、幸せになっていいんやで。